山梨県富士吉田市は1日、市立病院で先月15日に行われた新型コロナウイルスのワクチン接種で、市内在住の60歳代女性に誤って空気を注射したと発表した。健康被害はなかった。
発表によると、担当した同病院の看護師が注射器の抵抗の少なさに違和感を覚え、薬液の瓶を確認すると1回分が余っていたため、空気のみを注射したことが分かった。同病院は微量の空気を筋肉注射することは医学的に問題ないとしている。女性は健康観察を受けた後、1週間後に改めてワクチン接種を受けた。
同病院では接種までに3人の看護師が注射器内の薬液を目視で点検しているが、薬液が透明のため気づかなかったという。同病院の担当者は「同様の間違いが二度と起こらないよう反省し、再発防止策を徹底する」としている。
また、昭和町も1日、先月29日に町内で行った集団接種で、1人に空気を注射するミスがあったと発表した。体調に影響はなく、改めてワクチンを接種したという。
からの記事と詳細 ( ワクチン接種で60歳代女性に空気のみを注射…抵抗の少なさで気づく - 読売新聞 )
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