熊本市教育委員会は7日、臨時会を開き、小中学校の新型コロナウイルス対応策として13~26日、午前のみの短縮授業とすることを決めた。給食の後、下校する。まん延防止等重点措置の延長の有無に関係なく実施し、27日以降は通常に戻す方針。 熊本市立の小中学校は、1日から重点措置の期限の12日まで、登校日と自宅でのオンライン授業日を学年ごとに組み合わせる分散登校を実施している。 市教委は当初、重点措置の延長があれば、分散登校も延長するとしていた。しかし、夏休み明けに学校での感染者の急増がなく、熊本市を含め全国的に感染者数が減少傾向になったことを踏まえ、国の判断を待たずに方針を転換。オンラインより対面授業の方が学習効果が高いと判断し、全員登校に切り替える。 短縮授業期間中、大規模校は密を避けるため時差登校などで対応する。部活動は引き続き原則中止。不安を感じて登校を控えても、「欠席扱い」にはしない。高校と専門学校、幼稚園、特別支援学校は状況に応じて登園や登校の方法を決める。
熊本市教委の森江一史教育次長は「学校に行きたい子どもたちの気持ちを考えると、いつかは対面授業に切り替える必要がある。感染対策を徹底して短縮授業に取り組む」と述べた。 一方、県教委は、重点措置が延長されれば、13日以降も県立高などの分散登校を継続する方針。(澤本麻里子)
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