元乃木坂46松村沙友理(29)が、11月19日公開の映画「ずっと独身でいるつもり?」(ふくだももこ監督)に出演することが29日、分かった。

7月にグループから卒業後、初の映画出演となる。派手な生活を送る“港区女子”を演じ、新境地に挑戦する。

おかざき真里氏の同名漫画が原作。現代を生きるさまざまな女性たちが、不安や悩みを抱えながらそれぞれの幸せを探していく様子を、オムニバス形式で描く。同作が映画初主演となる田中みな実(34)は主人公の独身女性を等身大で演じ、市川実和子(45)徳永えり(33)らも出演する。

松村は“ギャラ飲み”や“パパ活”など日々華やかな世界で生きるも、若さを失うことにおびえる女性・美穂を演じる。時には激しい口調で猟奇的な演技を見せ、体当たりのシーンにも挑んだ。現在TBS系ドラマ「プロミス・シンデレラ」(火曜午後10時)にレギュラー出演中。ソロの女優として経験を積んでおり、さらに演技の幅も広がっていきそうだ。

松村は「私にとって美穂は身近とは言い難い世界の子で、どう演じていいのか悩みました。何度も何度も挑戦させていただいて、たくさんアドバイスをいただきながら、今、私にできることを精いっぱいやらせていただきました」と撮影を振り返った。「監督とこの作品に出会って、私の中の何かが確実に変化しました。今この時代に、この作品と出会えたことがとても幸せです」と感謝した。

◆松村沙友理(まつむら・さゆり)1992年(平4)8月27日、大阪府生まれ。大阪桐蔭高卒後、浪人中の11年8月、乃木坂46の1期生オーディションに合格。今年6月公開の「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」に出演。164センチ。血液型B。