全国有数の梅の産地、和歌山県みなべ町で、夏の日ざしを利用して塩漬けした梅を天日に干し、梅干しを作る作業が盛んに行われています。
梅の収穫量が56年連続で全国1位の和歌山県では、例年7月下旬ごろから収穫したあと塩漬けした梅を天日に干し、梅干しを作る作業が始まります。このうち、みなべ町西本庄の梅農家、西川祥之さん(42)は、今月21日から梅を天日干しにしています。農業用ハウスには、ネットをしいた縦横およそ60センチのせいろおよそ180枚の上に、塩漬けにした直径4センチほどの南高梅が並べられています。梅は強い日ざしを受けると酸味が引き出されるということで、西川さんはせいろの上に板をあて、梅を上下逆さまにひっくり返して、まんべんなく日光があたるようにしていました。西川さんは、「日光にあたることで、酸っぱい梅本来の味が引き出されます。若い人は梅離れしていると言われますが、熱中症予防になるのでぜひ食べてほしいです」と話していました。梅を天日干しする作業は、10月下旬まで続き、大きさや品質ごとに分けられ、業者などに送られて梅干しに加工され、全国に出荷されるということです。
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