G大阪は何とかドローに持ち込んだ。「1点リードされたのを、アウェーで取り返したのは評価できる」と宮本監督。同点PKを決めたFWパトリックも「自分たちが失点して追いかける形だったが、あきらめない姿勢を出すことができた」と前向きだ。

開幕以来の4-3-3システムで臨んだが、単調な攻撃に終始。前半途中にはMF小野瀬が負傷交代する不運もあった。開幕8試合でわずか1勝、総得点2と深刻な決定力不足が続く。MF矢島は「(4-4-2から)フォーメーションを変えて、いきなりできるほど甘くはない」と厳しい表情。3月に新型コロナのクラスターが発生した影響はあるとはいえ、18位に低迷するチームではない。