新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言で、大丸松坂屋百貨店は27日、大丸の神戸、芦屋、須磨の兵庫県内3店舗で、化粧品や婦人用品の販売を取りやめ、食品のみの販売に切り替えた。県の要請などを踏まえて「生活必需品」の位置付けを変更した。
同社は宣言が発令された4都府県の店舗で、食品に加え化粧品とハンカチ、靴下などの婦人用品も必需品として販売。県の休業・時短要請の内容を精査し、26日夜に県内3店の営業品目の変更を決めたという。
急な変更を知らず、27日に来店した人は困惑気味。「化粧品の休業は知らなかった」と同県明石市のパート従業員女性(38)。「インターネットが使えない高齢者は困るのでは。近くには営業中の店もあり、不公平感がある」と話した。友人に化粧品をプレゼントするため訪れた神戸市の看護師女性(28)は、数日前にホームページを見た上で来店したが「シャッターが閉まっていてショック。ネットで注文するしかない」と店を後にした。
各店の営業時間は、神戸店が午前10時半~午後6時半。芦屋、須磨店は午前10時~午後7時。(横田良平、中務庸子)
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