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Monday, February 22, 2021

北大前学長の解任取消訴訟始まる|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

大学の職員らに威圧的な言動をしたなどの理由で解任された北海道大学の前の学長が、国と大学に処分の取り消しをなどを求めた裁判が札幌地方裁判所で始まり、原告の前学長は「処分の手続きは『解任ありき』の違法ともいえるものだった」と法廷で訴えました。

去年6月に解任された北海道大学の名和豊春前学長(66)は、解任の理由とされた大学職員などへの威圧的な言動は事実誤認だとして、国と大学に処分の取り消しとおよそ1500万円の賠償を求めています。
22日、札幌地裁で1回目の口頭弁論が開かれ、名和前学長は「聞き取りもされず、何が問題だったのか知らされないまま解任された。処分の手続きは『解任ありき』の違法ともいえるものだった」と法廷で意見を述べました。
一方、被告の国と大学は訴えを退けるよう求めていて、具体的な主張は次回以降の審理で明らかにするとしています。
閉廷後に開かれた原告側の記者会見で、代理人を務める佐藤博文弁護士は「解任理由の証拠などが開示されていないので、大学側に客観的な証拠があるのなら隠さず出してもらいたい。それに基づいて裁判で争っていく」と話しました。

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