1回目の接種でワクチンの効果が一定程度、得られるためとしていますが、イギリス国内で議論を呼んでいます。
イングランドなど各地域の首席医務官が連名で公表した医療関係者向けの書簡によりますと、世界的にワクチンの供給不足が課題になることを指摘したうえで、2回目の接種を最も遅い場合には12週間後にすることで、その分を1回目の接種にまわし、より多くの人がワクチンの効果を得られるとしています。
政府の諮問委員会が臨床試験のデータを分析した結果、1回目の接種によっても新型コロナウイルス感染症への有効性は一定程度得られ、2回目の接種によってその効果は長続きするようになるものの、短期的にみれば有効性に大きな違いはないと結論づけたということです。
そのうえで、感染拡大が続く現在の状況を考えれば、多くの人がワクチンを接種できずに感染し、重症化する危険性があるとして理解を求めました。
これについて、3週間後に2回目の接種を行う形で臨床試験を行ったファイザーは、ワクチンの効果を最大限にするためには2回の接種が必要で、1回目の接種のあとのワクチンの効果が3週間を過ぎても保たれていることを示すデータはないなどとコメントしています。
また、イギリスの医師会も12月中に接種した人たちは、すでに2回目の日程も決まっており、直前での予約のキャンセルは心理的に大きなダメージを与えるなどと批判しています。
からの記事と詳細 ( イギリス 2種類目 アストラゼネカなど開発ワクチン接種始まる - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/3nil8jv
No comments:
Post a Comment