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大きく育ちますように。
AndroidやChrome OSのかわりと公式に呼ばれたことはありませんが、FuchsiaはGoogle(グーグル)が過去5年間開発してきたOSで、また先週に同社はFuchsiaにて一般からの協力を求めると発表しました。
Fuchsiaの開発者かつ提唱者であるWayne Piekarski氏のGoogle Open Source Blogへの投稿によると、一般の人がFuchsiaの開発を理解し貢献しやすくするために、Fuchsiのオープンソースモデルをサポートし、拡大すると説明しています。
グーグルによると、今後の変更に関する情報をユーザーに提供するための新しいメーリングリストを作成するとともに、問題追跡ツールを一般公開したそう。さらに経験豊富な開発者向けに、グーグルはメンバーになるための申請システムも開発しており、ユーザーはパッチを提出したり、コミットを追加したり、完全な書き込みアクセス権を得たりすることができます。またFuchsiaがどこに向かっているのかを観察するための資料として、プロジェクトの技術ロードマップもリリースしました。
Fuchsiaはまだ一般的な製品開発で使用する準備ができていないとされていますが、OSはコンパイルおよびテストすることができ、いくつかのx64ベースのハードウェア(機能セットは限られますが)、または事実上Fuchsiaエミュレータを使用して動作させることができます。
Fuchsiaの大きな強みは、小さなIoTガジェットからスマートフォンやラップトップまで、あらゆる種類のデバイス上で動作するように一から開発されていることです。これまではFuchsiaは 「実験」 としてのみ扱われていたので、一部の開発者は不安を感じながらアプローチしていた可能性があります。しかし今年に入ってグーグルはFuchsiaのウェブサイトをアップデートし、最終的には製品としてリリースされる予定だと述べています。
Fuchsiaがグーグルのデバイスの新しいフラッグシップOSになるにはまだかなり時間がかかる(サードパーティー製品もふくめ)でしょうが、少なくともFuchsiaが本格的な新プラットフォームに向けて前進しているのは良い兆候です。
Image: Google
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