投稿:2020/09/02 10:05
◆ “上値は重く”、さりとて“下値は堅い” - 106円を挟んで膠着
“上値の重さ”を露呈した前日の流れそのままに、ドル円は“105.592円”へと押し下げられる場面が見られました。
一方で“崩れない”との想定通り、NYタイム序盤には“106.151円”へ押し上げられていきました。
押し上げ要因として機能したのは「政局安定への期待(アベノミクスの継続性)」と「予想を上回る米経済指標(ISM製造業景況指数:56.0)」、押し下げ要因として機能したのはやはり「米金融緩和長期化への思惑」と見られます。
昨日も『数ヶ月以内に新たな緩和措置を講じる必要有(ブレイナードFRB理事)』との発言にて、ドル円は反落に転じています。
また「米10年国債利回り低下(0.72%→0.67%)」もありますので、“上値の重さ”を払拭するのは容易ではありません。
◆ やはり“下値追い”の地合いではない…?
それでも今夕には「菅官房長官の出馬会見」が予定されていますので、「政局安定への期待」がさらに高まる可能性があります。
さらに本日予定される「ADP雇用統計」も、“大きな改善(+16.7万人→+95.0万人)”が見込まれています。
あくまで“結果次第”となりますが、現時点で“リスク回避姿勢”に傾斜しやすいとはいいがたい…?
それでいて「ナスダック・S&P500の史上最高値更新(中)」は、“リスク選好姿勢”へと傾斜させてもおかしくない…?
「さらなる上値追い」を期待するのは“時期尚早”といわざるを得ないところはありますが、「米金融緩和長期化(日米金利格差縮小)」のみを囃すのは“さらに危険”と考えて、引き続き「丁寧な買い拾い」にて対処したいところです。
少なくとも「大きくは崩れない」との見方を、基本としながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:106.697(週足・一目均衡表先行スパン下限、月足・一目均衡表転換線)
上値4:106.465(50日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:106.308(日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値2:106.151(9/1高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.073(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
前営業日終値:105.951(週足・一目均衡表転換線、大台)
下値1:105.806(9/1安値後の61.8%押し)
下値2:105.592(9/1安値、日足・一目均衡表基準線、-1σ、ピボット1stサポート)
下値3:105.289(8/31安値、ピボット2ndサポート)
下値4:105.200(8/28安値、-2σ)
下値5:105.103(8/19安値、ピボットローブレイクアウト)
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
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September 01, 2020 at 06:05PM
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「米金融緩和長期化」のみを囃すのは“危険”…!? - ドル円 投稿日時: 2020/09/02 10:05[武市佳史] - みんなの株式 - みんなの株式
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