
ピアノ三重奏の「葵トリオ」が2枚目となるアルバムを発表した。2018年、難関のミュンヘン国際音楽コンクールを制した3人。1枚目は凱旋公演のライブ録音だったため、セッション録音は初めてだった。その1曲目に据えたのがベートーベンの「作品番号1の1」であるピアノ三重奏曲第1番。「コンサートも録音もコンスタントに長く続けていくためのスタート」(ピアノの秋元孝介)という思いを込めた。
サントリーホール室内楽アカデミーで出会い、全員関西人だったことから「地元でコンサートをやりたい」と意気投合。東京芸術大の室内楽の授業でトリオを組んだ。18年に京都で公演を開いてから、とんとん拍子でコンクールの頂点に駆け上った。ピアノ三重奏の魅力について、チェロの伊東裕は「弦楽四重奏は4人で1つの楽器のように聴かせるイメージなのに対し、それぞれの楽器の個性が出やすい」と語る。
今回録音したベートーベンの第1番は、若書きながら革新性が垣間見える。バイオリンの小川響子は「後々の特徴である(強い音を出す)フォルテがばんばん出てくるなど、古典派のスタイルの中に自分の作風を練り込んでいる。力の入った作品だと感じる」と指摘する。カップリングはメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第2番。「メロディーのきれいさと、音楽の構造の面の美しさが同居している」(秋元)。
日本において常設の室内楽団体は多くない。現在は新型コロナウイルスの影響で多くが中止となっているが、葵トリオはコンクール以来、年30回ほどの公演を開催。今年も11月に国内各地でコンサートを開く。小川は「中学生ぐらいの時から室内楽で活動するのが夢だった。この3人で長く続けていきたい」と意欲を燃やしている。
(西原幹喜)
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August 17, 2020 at 10:00AM
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葵トリオ 始まりのベートーベン作品番号1の1 - 日本経済新聞
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