【苦議会、おっと!区議会が始まりました❣️】
区議会は毎日開いている訳ではありません。2月〜3月、6月、9月〜10月、11月〜12月に定例会、5月に臨時会が開催されるのが一般的です。また、閉会中でも各常任委員会、特別委員会は開催され「閉会中審査」を行なっています。
本会議の初日、2日目には議員による代表質問、一般質問が行われます。代表質問は所属議員4名以上の所謂交渉会派が区長、教育長に施政につき質するもので、理念、ビジョン、想いを聞くイメージです。
一般質問は区政一般につき仔細な部分を担当部長が答弁します。ただ、最近の傾向としては代表質問の内容が細かくなり、そんなこと区長に聞くかよ?というものも散見され、代表と一般の違いは答弁者(朗読者)が区長か部長かの違いしかないように感じます。
私が持っている代表質問のイメージは、各会派が想う区政のあり方を区長に吐露し、それに対して区長が自らのビジョンを示すものです。が、最近は「〇〇につき区長のお考えをうかがう」という単純な質問が増えています。
また、残念なのは区長の多岐に渡る答弁は、実は各担当事業課が作文することです。作られた作文は官房と揶揄される課において集約され、各文章をつなぎ合わせ区長決済をとり、区長が本会議場で「朗読する」手順です。20分から30分に渡る区長答弁では、区長は原稿を追うのに注力され目を議員席に向けることはありません。
確かに数字などは間違えてはいけませんから、役人に書かせる必要がありますが、区政への理念などは自らの言葉で、議員席を見ながらノー原稿で話されたほうが余程共感をうむと思いますし、区長は自らの言葉で話される時のほうが活きいきとされています。
まあ、議員側にも問題があります。区議会議員の質問原稿の書き方にはいくつかのパターンがあります。
1.所管のお役人(課長級)に丸投げ。答弁原稿を書く人物が質問も書くのですから、相手は楽ちんです。何期もやっている議員にこの傾向がいりますが、最近では新人でもこれをやる強者がいます。このような質問は、すぐわかります。普段その議員が使わない和製英語が散りばめられ、詰まってしまうのです。そこで私は「誰が書いたんだよ!カタカタにルビふっとけよ!」とヤジります。
2.所属する党や政治団体の質問例文そのままのケース。左翼系会派に多い事例です。安倍政権の悪政だの、憲法9条を守れ、などの枕詞が特徴です。
3.他自治体の議員の質問原稿丸パクリ、インターネットの論点コピペの質問。これもすぐわかります。質問内容に「大田区での生活の匂い」が全くしないからです。日本中、どこの議会にも転用できる文書です。風で当選した新人がよく犯すドジです。
上記のような質問はいずれも緊張感がなく、議員席も理事者席(お役人)にも睡魔が襲います。
特に私の最も不得意な「人の話を聞く」ことを強いられる本会議初日と二日目の質問デーは、まさに苦行なのです。止む無く、嫌々、「何言ってんだ!」などとヤジを飛ばして睡魔を抑えています。
是非、区議会が大朗読大会にならないよう、区民の皆様、区役所11階(10階から階段)にあります、区議会本会議場傍聴席にお越し下さい。
本日は10時から17時10分ぐらいまでが質問時間です。
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June 11, 2020 at 03:38PM
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