バチカン美術館は6月1日、3カ月ぶりに再開し、その荘厳な扉が開かれた。国内外の移動が制限中であるため、この日入館できたのは地元の人のみだった。 6月1日、バチカン美術館の荘厳な扉が3カ月ぶりに開かれた。 これまでは毎日、入館を待つ観光客の長蛇の列ができていたが、国内外の移動が制限中なので、入館できたのは地元の人のみ。検温、マスク着用、手の消毒が行われた。 システィーナ礼拝堂の天井にはミケランジェロの「アダムの創造」。その下では、限られた入館者が社会的距離を取りながら見学した。 バーバラ・ジェッタ館長「セキュリティと感染防止対策は万全だが、その一方で歴史、芸術、信仰における遺産を守り伝えることが大切だ」 イタリアでは3日から、国内外での移動制限が解除になる。 バチカン美術館の昨年の訪問者は約700万人。毎年、推定1億ドルの収益を生んでいるが、今年はチケットや土産物の売り上げが大幅減少する見通しだ。
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June 03, 2020 at 04:52PM
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バチカン美術館、3カ月ぶり再開 最初は地元民のみ（ロイター） - Yahoo!ニュース
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