2020年02月14日18時28分
打撃練習するソフトバンクのバレンティン（手前）。右は工藤監督＝２日、宮崎市
新天地でも背番号４を背負う大砲が、冬晴れの宮崎で快音を響かせている。ソフトバンクに移籍したバレンティンは、第３クール初日のランチ特打で９２スイング。豪快に２６本の柵越えを放ち、「下半身の使い方やバットの軌道など、全てが最初の頃よりも良くなっている」とうなずいた。
プロ野球通算２８８本塁打。１０年目の今季からは外国人枠の制限を受けず、起用の幅も広がる。王会長は「日本人扱いということは、それだけ日本の野球を知っているということ」と信頼を置く。
指名打者制がないセ・リーグのヤクルトでは主に左翼を守ってきた。「（攻守で）いつでも出られるように準備したい」と意気込んでいた通り、ノックでは懸命に球を追う姿が目を引く。多少の捕球ミスはあるものの、工藤監督は「ちゃんとやっている。けがなく良い形で実戦に入ってくれたら」。打撃練習を見詰めた王会長も「体がキレているし、順調」と期待を寄せる。
初めてパ・リーグで迎える今季、掲げるのは本塁打４０本。「あとは実戦に出て感覚を確かめるだけ」。既に打線をけん引する気は満々だ。（宮崎） 
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February 14, 2020 at 01:28AM
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新天地でも大砲さく裂 バレンティン、実戦待つのみ―プロ野球・ソフトバンク - 時事通信ニュース
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