毎年、多くの登山者が訪れる日光市の男体山で、ことしの登山シーズンの始まりを告げる「開山祭」が行われました。
奥日光にそびえる標高2486メートルの男体山では、毎年この時期、山開きとともに、登山者の安全を祈願する「開山祭」が行われています。
登山口の近くにある日光二荒山神社中宮祠では25日はじめに神職や関係者などが拝殿に集まって、神事を行いました。
一行はこのあと登山口に移動し、宮司や神職が、冬の間、閉ざされていた朱塗りの門のかんぬきをはずして、門を開きました。
そして登山道に出て玉ぐしをささげ、ことしの山の安全を祈願したあと、さっそく大勢の登山者が山頂を目指して、山の中に入っていきました。
神社によりますと、去年1年間に男体山に登った人はおよそ3万6000人にのぼり、コロナ禍で大きく落ち込んだ3年前やおととしに比べて、回復してきたということです。
東京から訪れたという登山者は、「開山祭に参加するのは初めてです。男体山の頂上では中禅寺湖を一望することができ、楽しみにしていました」と話していました。
二荒山神社の中麿輝美宮司は「安全を呼びかけながら登山者を温かくお迎えしたい」と話していました。
男体山の登山シーズンは、「閉山祭」が行われる11月まで続きます。
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