3月23日・24日の2日間にわたって東京ビッグサイトにて行われていた、世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」。24日には、会場内REDステージで『Re:ゼロから始める異世界生活』3rd season スペシャルステージが開催された。登壇者は小林裕介(ナツキ・スバル役)、高橋李依(エミリア役)、新井里美(ベアトリス役)、天崎滉平(オットー・スーウェン役)、岡本信彦(ガーフィール・ティンゼル役)。
【写真】登壇した小林裕介・高橋李依・新井里美・天崎滉平・岡本信彦・山根綺のソロカット
イベントがスタートし、キャストそれぞれの挨拶が終わると、早速3rd seasonのメインPV第1弾が公開。併せて、2024年10月よりアニメの放送が決定したことが明かされた。映像を見た感想として登壇者は、「エミリア含めて、バトルシーンが多かった」「スバルとベアトリスの共闘が!」「ガーフィールはラインハルトと対峙する場面もあった」「オットーもPVではワンシーンだけ出ていた」と矢継ぎ早にコメント。情報量の多さに戸惑いつつも、期待感を持たせていた。
続いて、映像内でも登場した新キャラクターについて触れていくことに。新たに登場するリリアナ・マスカレードは、3rd seasonの物語の中心舞台であるプリステラの『歌姫』。ここで、リリアナを演じる山根綺がサプライズで登壇した。山根はまず、『Re:ゼロから始める異世界生活』(リゼロ)の印象について「ここで終わるの!? ここで死に戻りするの!? という驚きの連続。キャラクターをひとり、ひとり掘り下げてくれるのも嬉しい」とコメント。演じるリリアナについては「ぶっとんでいるキャラクターなので、最後までぶっとんで演じたい」と意気込んだ。
3rd seasonのアフレコは既にスタートしており、小林は「収録がはじまると、みんなの集中力が高まるのを感じるし、他のキャラクターの声を聞いて役に没頭していける」と言葉にする。それを受けて岡本は「逆にスバルの声を聞くとそう思う」と返答すると、他キャストもそれに賛同していた。また、オットーのセリフが多いという話題では、高橋が説明パートの多い彼を「オットーインフォメーション」と称す。天崎は困惑した様子を見せながらも、「重要な役割」とキャスト陣が言っているのを聞いて「ありがとうございます!」と会釈した。
新キャラクターのリリアナは吟遊詩人という立場もあり、劇中で歌うこともあるという。アフレコ現場でも歌う収録があったという山根は「緊張しながら歌っていました」とコメント。それに対して小林は「みんなを惹きつける歌声」と、山根の歌声を絶賛していた。
7月に開催されるフィルムコンサートの情報、原作・コミカライズ情報、ゲーム情報などのお知らせをしたあとは、イベントも終了の時間。最後はそれぞれが挨拶をし、舞台の幕が閉じる……かと思われたところで、イベント当日が誕生日だったオットーと翌日が誕生日の小林をサプライズでお祝いすることに! エミリアたん(の着ぐるみ)が登場して、小林は思わず「E・M・T(エミリアたんマジ天使)!」と叫ぶ。そんな小林とオットーを演じる天崎に花束が渡された。ベアトリス(新井)からの「オットーこれからもよろしくなのよ」という言葉に天崎は感激。声をあげて喜んでいた。
突然の出来事に動揺する小林だったが、最後に「第5章(原作3rd season該当箇所)はアニメ映えすると方々から聞いていて。映像のバトルシーンを見てそれを実感しました。新しいストーリーが始まるということは、スバルにとっては新しい試練が始まるということでもあり身が引き締まる思いです。エミリア陣営は頼もしい仲間も増えて、新キャラクターとの絡みもやっていてすごく面白くて、これが『リゼロ』だなと噛み締めながら収録しています。(新調した)ジャージと一緒に、気持ちを新たに臨んでいきます。引き続き応援よろしくお願いします」とメッセージを残し、ステージを後にした。
※天崎滉平の「崎」の正式表記は「たつさき」
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