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Tuesday, March 12, 2024

鴻臚館東門の設計が令和6年度から始まり復元事業本格化 福岡|NHK 福岡県のニュース - nhk.or.jp

古代に外国からの使節団を迎える迎賓館として使われていた、福岡市の鴻臚館のうち東門の設計が令和6年度から始まり、復元に向けた事業が本格化することになりました。
福岡市中央区で発掘された鴻臚館は、飛鳥時代から平安時代にかけて中国や朝鮮からの使節団をもてなすために使われた国の迎賓館にあたる施設で、文化や技術などの受け入れの窓口となっていました。
この鴻臚館のうち、玄関口で施設を象徴する東門とその周辺の塀の復元に向けて福岡市は新年度、およそ1億円をかけて具体的な設計に着手します。
東門の復元をめぐっては当時の様子を伝える記録は残っていませんが、同じ時代のほかの建築物や絵画などの資料をもとに専門家たちが検討を重ね、再現を試みるということです。
鴻臚館は昭和62年に平和台球場の改修工事で偶然、遺構の存在がわかり、日本の歴史を知る上でも重要な史跡と位置づけられていますが、認知度の低さが課題とされています。
福岡市史跡整備活用課の長家伸課長は、「東門の復元を通じて古代の雰囲気、空間を楽しみながら鴻臚館の持つ歴史性を感じてほしいです。ぜひ多くの市民や観光客の方々に鴻臚館を知ってもらいたい」と話しています。

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