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Tuesday, February 6, 2024

新月が旧暦「辰年」の始まりを告げ、プレアデス星団がきらめく 今週の夜空 - Forbes JAPAN

2024年で最初の星空鑑賞に出かけようと思っている人は、今週がチャンスだ。週の半ばから三日月が細くなって新月になり、空が暗く星座を見つけるのに理想的だ。おうし座、オリオン座、ふたご座、そしてアンドロメダ銀河を見るのに最適な1週間だ。

米国に住む人たちにとっては、4月の皆既月食に向けて旅行計画を始めるよい機会だ。

今週の星空観賞と天文について知っておくべきことのすべてを以下に述べる。

2月8日木曜日:オールドムーン

朝、日の出の1時間前に南西の空を見ると、輝面比8%の細い三日月が金星の下に見える。新月を間近に控えた細い月をオールドムーンと呼ぶことがある。

この日は北米で起きる天体ショー「Great American Eclipse」までちょうど2カ月にあたる。皆既日食が見られる地帯は、メキシコの一部と米国のテキサス州からメイン州にかけての15州およびカナダの6州だ。それ以外の場所からは部分日食が見える。

2月10日土曜日:スノームーンの新月が旧暦「辰年」の始まりを告げる

この日の月は地球と太陽のほぼ中間にあるため、太陽のまぶしさに隠されている。つまり、新月は地球から見ることができない。唯一の例外が皆既日食で、新月の円盤が太陽の円盤の前を横断するところが見える。今週の新月は中国の新年の始まりを表している。今年は「Year of the Dragon(辰年)」だ。

2月12日月曜日:細い三日月と土星

この日の夜は、今月において最も若くて細い、満ちていく三日月を見るチャンスだ。ただし、容易ではない。輝面比わずか9%の細い月は、日が沈んだ直後の南南西の空に現れるが、すぐに沈んでしまう。まだ明るい夕暮れ時にこの月を見るためには、開けた西の地平線と双眼鏡が必要になる。その少し下には土星が見つかるかもしれない。

細い三日月は、その後空が夜通し真っ暗になることを意味している。つまり、今週は星空観賞へ行く理想的な時になる。

今週の天体:「七姉妹」の星々

散開星団であるプレアデス星団(すばる)は「七姉妹」(Seven Sisters)としても知られている。おうし座の中にあり、小さな明るい星の集まりを肉眼でも見ることができる。プレアデス星団は、アルキオーネ、アトラス、エレクトラ、マイア、メローペ、タイゲタおよびプレイオネという7つの明るい星々からなる。これらの星は約1億歳で、ほとんどの恒星と比べて非常に若い。星々を包むガスとチリの雲が、星の光を反射して輝き、この星団をいっそう美しく見せている。

プレアデス星団などの星を見るための「そらし目」という特別な方法がある。星を直接見るのではなく、視線を少しだけずらすと、視野の隅に明るく美しい景色が見える。

forbes.com 原文

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