年の瀬が押し迫る中、お正月の食材を一堂に販売する年末恒例の朝市が27日から水戸市で始まり、大勢の買い物客でにぎわいました。
地方卸売市場として取扱高が最も多い、水戸市の公設地方卸売市場で27日から始まった朝市は、新年を迎える準備をする人たちに向けて、毎年この時期に開かれています。
市場ではかずのこやだて巻きといったおせち料理の食材や縁起物の新巻ざけ、みかんやレンコンなど果物や野菜が並べられ、朝から大勢の人たちが訪れて次々と買い求めていました。
会場では、わらを使った正月飾りも扱われていて、最近では職人の引退が続いたり企業の購入が減ったりしていることから、大きなサイズはなくなりましたが家庭用の小さなサイズの品物が売られていました。
正月飾りを扱う丸富商店の小野瀬妙蔵社長は、「昔と違い企業も小さいものを求める傾向があります。わらで作られた本物なので、家庭でも飾ってほしいです」と話していました。
子ども連れで訪れた30代の女性は「おせちの具材をたくさん買いました。新型コロナが5類になったので親戚や子どもも集まってわいわいとしたお正月にしたいです」と話していました。
水戸水産仲卸協同組合の森田和之理事長は「年末が来たなと気合いが入っています。物価高騰の影響は避けられませんが、各店舗の努力で頑張っていいものを揃えているのでぜひお越し下さい」と話していました。
この朝市は今月30日まで、午前9時から午前11時まで開かれます。
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