自民党の政治資金パーティをめぐる問題を受け、立憲民主党新潟県連の西村智奈美代表は「今こそ野党第一党の覚悟が問われている」と政権交代への本気度を強調しました。
16日に新潟市内で開かれた立憲民主党新潟県連の常任幹事会。
冒頭、国会議員が口々に批判したのは自民党の「裏金」疑惑です。
【菊田真紀子衆議院議員】
「もうお話にならないですね。国民の皆さまには増税、そして自分たちは脱税ですから」
【立憲民主党新潟県連 西村智奈美代表】
「派閥政治の終わりの始まり、もっと言えば自民党政治の終わりの始まりを私たちは今、目撃しているのではないか。今こそ、野党第一党である立憲民主党の覚悟と本気が問われている時ではないか」
自民党の安倍派では、政治資金パーティーの収入の一部が議員側にキックバックされ、政治資金収支報告書に記載されずに、裏金になっていた疑いがあります。
この問題を受けて、立憲民主党新潟県連の西村智奈美代表は「リクルート事件以来の大疑獄事件」だとし、政権交代を目指す本気度を強調しました。
【立憲民主党新潟県連 西村智奈美代表】
「岸田内閣に対する不信任を提出するということは実は結構大きいこと。この行動を取ったということそのものが、私は野党第一党としてのある種の覚悟を示したと思っている」
【立憲民主党新潟県連 米山隆一幹事長】
「事実関係を確認したり追及したりしながら、最終的には同じことを繰り返さない法改正へと向かっていくべきだろうと。金権政治が起こらない法制度を作っていきたい」
県連は来年春の解散総選挙もあり得るとし、「政権交代への国民の期待の受け皿となれるような態勢を整えたい」としています。
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