Pages

Friday, July 21, 2023

【北極ノート】片道4時間かけ山登り…氷河の始まりカナック氷帽 ... - テレビ朝日

村から歩いて2時間ほどにあるカナック氷河
そのさらに上、氷河の始まりの場所である「カナック氷帽」まで初めて登りました!
氷帽とは帽子のように山頂を覆う氷の塊のことで、
そこから周囲に向かって氷河は流れ出しています。

村を出発して、まず2時間ほど山道を登ると
カナック氷河、そしてカナック氷帽の端が見えてきます。
足元には、大きな石や岩がゴロゴロと転がっています。
「ガレ場」と呼ばれる、足場の悪い場所を抜けてくるため、
たどり着くのも一苦労です…

ところが、本当に大変なのはここからでした…
装備を付けてさらに氷帽を2時間ほど登っていきます。
登り始めの標高が低いうちは、夏で積雪は20センチ程度。
慣れないスノーシューでもなんとか登っていけました。
しかし標高が700〜800メートルを超えたあたりから、気温は低くなり、
去年の夏から1年かけて積もった雪がかなり残っています。
深いところでは、ストックがすべて埋まるほどの深さでした。
スノーシューを付けていても、ズボズボと足が埋まっていきます。
一歩一歩と登るごとにスタミナはかなり削られ…
所々に小さなクレバスもあるので、一時も気は抜けません。

体力には自信があったつもりでしたが…
目的地の標高970メートル付近に到着した時は、足はガクガクに。
ただ、360度見渡す限りの真っ白な世界は絶景です!
この景色がなければ、途中で諦めていたかもしれません。
もし機会があれば、もう1度登る…と思います…

テレビ朝日報道局 松本拓也 屋比久就平

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 【北極ノート】片道4時間かけ山登り…氷河の始まりカナック氷帽 ... - テレビ朝日 )
https://ift.tt/ux6p38D

No comments:

Post a Comment