村から歩いて2時間ほどにあるカナック氷河
そのさらに上、氷河の始まりの場所である「カナック氷帽」まで初めて登りました!
氷帽とは帽子のように山頂を覆う氷の塊のことで、
そこから周囲に向かって氷河は流れ出しています。
村を出発して、まず2時間ほど山道を登ると
カナック氷河、そしてカナック氷帽の端が見えてきます。
足元には、大きな石や岩がゴロゴロと転がっています。
「ガレ場」と呼ばれる、足場の悪い場所を抜けてくるため、
たどり着くのも一苦労です…
ところが、本当に大変なのはここからでした…
装備を付けてさらに氷帽を2時間ほど登っていきます。
登り始めの標高が低いうちは、夏で積雪は20センチ程度。
慣れないスノーシューでもなんとか登っていけました。
しかし標高が700〜800メートルを超えたあたりから、気温は低くなり、
去年の夏から1年かけて積もった雪がかなり残っています。
深いところでは、ストックがすべて埋まるほどの深さでした。
スノーシューを付けていても、ズボズボと足が埋まっていきます。
一歩一歩と登るごとにスタミナはかなり削られ…
所々に小さなクレバスもあるので、一時も気は抜けません。
体力には自信があったつもりでしたが…
目的地の標高970メートル付近に到着した時は、足はガクガクに。
ただ、360度見渡す限りの真っ白な世界は絶景です!
この景色がなければ、途中で諦めていたかもしれません。
もし機会があれば、もう1度登る…と思います…
テレビ朝日報道局 松本拓也 屋比久就平
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