宇治茶の産地の木津川市の茶農家では、18日、例年よりも1週間ほど早く、新茶の茶摘みが始まりました。
鎌倉時代に茶の生産が始まったとされる木津川市加茂町では、日中の寒暖差が大きい山の地形を生かして茶が生産されていて、斜面を覆うように茶畑が広がっています。
このうち、54ヘクタールある山崎徳一さんの茶畑では、例年より1週間ほど早く、18日から新茶の茶摘みが始まりました。
山崎さんの茶畑では、茶摘みの前に黒いネットをかぶせることで、日光を制限してうまみを閉じ込める「かぶせ茶」を生産していて、18日はネットが外されたあと、みずみずしい緑色の新芽が機械で次々と摘み取られていきました。
山崎さんによりますと、4月に入ってから日中の寒暖差が大きかったうえ、雨も多く、できはよいということです。
茶農家の山崎徳一さんは、「長年、茶を生産していますが、これほど早い茶摘みは初めてです。ぜひ多くの方に味わって、加茂町のお茶を知ってほしいです」と話していました。
18日朝、摘み取られた新茶は、関係者が味を確かめるために使われますが、19日以降に摘み取った茶は、加工して、宇治茶として全国に出荷されることになっています。
からの記事と詳細 ( 宇治茶の産地で新茶の茶摘み始まる 木津川市|NHK 京都府のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/eU5arRK
No comments:
Post a Comment