荒波に削られた岩や断崖が海岸線に連なる小浜市の景勝地「蘇洞門」で、春の観光シーズンの始まりとなる「蘇洞門開き」が行われました。
「蘇洞門」は、若狭湾に打ち寄せる荒波に削られた岩や断崖が海岸線に連なる景勝地で、遊覧船による「蘇洞門めぐり」には、毎年、多くの観光客が訪れます。
本格的な観光シーズンが始まるのを前に、１５日、船着き場がある「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」では、関係者が集まって恒例の「蘇洞門開き」を行いました。
はじめに、遊覧船を運航する会社の溝口裕之社長が「３年の間、コロナに苦しみましたが、大型連休にはいつものにぎわいが戻るように、安全・安心の運航を心がけたい」とあいさつしました。
このあと小浜市の松崎晃治市長が、「蘇洞門」の扉を開けるという意味を込めて、大きな黄金色の鍵を溝口社長に手渡しました。
運航会社によりますと、去年４月に北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故を踏まえ、天気予報だけに頼らず、状況に応じて運航前に海の様子を確認するなど、安全管理体制を強化したということです。
昨シーズンは、新型コロナの影響などもあり、遊覧船の乗客数は、例年の半数以下の約１万７０００人でしたが、今シーズンは３万人を目標としているということです。
からの記事と詳細 ( 春の観光シーズンの始まりとなる「蘇洞門開き」 小浜市｜NHK 福井 ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/UFs79ZR
No comments:
Post a Comment