みかんの産地、愛知県美浜町でかんきつ類の一種で、強い甘みと、ほどよい酸味が特徴の「南津海」の出荷が１２日から始まりました。
愛知県美浜町では、みかんの出荷が少ない時期に栽培することできる「南津海」を９軒の農家が生産していて、１２日から出荷が始まりました。
町内にあるＪＡの選果場では、収穫された「南津海」をレーンで運んだあと、従業員が手作業で傷がないかを確認していました。
そして、機械を使って大きさごとに選別すると、段ボールに詰めていきました。
ＪＡあいち知多によりますと、前の年は不良でしたが、ことしは例年通りに育ち、およそ２０トンを東京と名古屋に出荷する見込みだということです。
生産者の神谷英明さんは、「簡単に皮をむくことができるのが南津海の特徴です。ぜひ手に取って、ご家庭で楽しんでいただければと思います」と話していました。
「南津海」の出荷は、４月中旬まで行われる予定だということです。
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