「かんきつの王様」とも呼ばれる高級かんきつ「せとか」の出荷に向けて、松山市で品質や大きさによって選別する選果作業が始まりました。
「せとか」は濃厚な甘みととろけるような食感が特徴で、「かんきつの王様」とも呼ばれ、愛媛県は全国の生産量のおよそ7割を占めています。
13日から松山市にある「JAえひめ中央」の堀江選果場で、出荷に向けて果実を品質や大きさによって選別する作業が始まりました。
選果場ではおよそ80人の職員たちがベルトコンベアーで流れてくる果実を手にとって傷や汚れがないか確認したあと、センサーを使って糖度を測り、ひとつひとつ箱詰めにしていました。
JAによりますと、今シーズンは収穫量が少ない「裏年」で、出荷量は昨シーズンより少ないおよそ2000トンを見込んでいますが、甘みは高く、品質は良好だということです。
JAえひめ中央果樹課の清家伯弘課長は、「夏場の天候不良によって一時は、生育の遅れが心配されましたがことしも満足していただける仕上がりとなりました。せとかのとろけるような食感と濃厚な甘みを楽しんでほしい」と話していました。
「せとか」は県内の早いところでは今週末にも販売が始まり、等級が高い12個入りの1箱で6000円から7000円ほどの価格で販売されるということです。
からの記事と詳細 ( 松山市で「せとか」の選果作業始まる|NHK 愛媛のニュース - nhk.or.jp )
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