Pages

Saturday, December 10, 2022

大阪万博「中核事業」公募に「1社のみ参加」続出の不可解…東京五輪談合事件との類似点|日刊ゲンダイDIGITAL - 日刊ゲンダイDIGITAL

 広告業界トップ「電通」や2位の「博報堂」などが次々と家宅捜索を受けた東京五輪談合事件。談合の疑惑が持たれている五輪テスト大会関連業務の競争入札26件の大半は、1社しか参加しない「1社応札」で実施されていた。「事前に入札を割り振ったことで、応札予定の企業が参加せず、適正な競争がなかった疑いがある」(公正取引委員会関係者)のだが、類似した構図は電通との契約が発覚した2025大阪・関西万博の事業選定でも浮かび上がる。

 その舞台が中核事業「いのちの輝きプロジェクト」だ。運営する「日本国際博覧会協会」の資料によると、〈万博会場の中央に位置する8つのパビリオンを起点に展開。各界を代表するプロデューサー8人が主導するリアルとバーチャルを統合した多様な体験により、訪問者が「いのち」について考える〉という目玉イベントである。

 今年8~10月にかけ、万博協会は公募プロポーザル方式で事業者を選定。結果は<別表>の通りだ。実に5件のうち、3件の参加は1社のみ。②も電通は参加せず、博報堂DYグループ共同事業体(JV)とADKグループJVの一騎打ち。“ガチンコ”にみえるのは、電通・電通ライブJV、博報堂JV、東急エージェンシーが参加した①だけだ。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 大阪万博「中核事業」公募に「1社のみ参加」続出の不可解…東京五輪談合事件との類似点|日刊ゲンダイDIGITAL - 日刊ゲンダイDIGITAL )
https://ift.tt/q8Bbcad

No comments:

Post a Comment