刑法犯の認知件数が9年ぶりに増加に転じるなか、年末年始の犯罪や交通事故を防ごうと警察の歳末特別警戒が12月1日から始まり、大津市の県警察本部では出動式が開かれました。
ことしに入ってから10月末までの、警察が認知した刑法犯の件数は5547件で、去年(令和3年)の同じ時期よりも800件余り増えました。
去年までは8年連続で減少し続けていましたが、9年ぶりに増加に転じたことになります。
こうしたなか、年末年始の犯罪や交通事故を防止しようと、警察の歳末特別警戒が1日から始まり、県警察本部では出動式が開かれ、警察官らあわせておよそ60人が参加しました。
出動式の冒頭で滋賀県警察本部の鶴代隆造 本部長は「9年ぶりに刑法犯認知件数が増加に転じていて、極めて深刻で総じて厳しい状況だ。容疑者や犯行グループを早期検挙するため、よりいっそう捜査態勢の強化をしていく」と挨拶しました。
式には歳末特別警戒本部長として、彦根市出身のプロスケートボーダーの手塚まみさん(20)が参加しました。
式の最後には手塚さんの「出動」というかけ声の後、パトカーやバイク、あわせて10台あまりが市内のパトロールなどに出動していきました。
式のあと、手塚まみさんは「自分も最近免許を取ったばかりなので運転には注意していて、スケートボードはスピードを出すほどかっこよいが、車は安全運転でお願いしたい」と話していました。
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