【NQNニューヨーク=戸部実華】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸して始まり、午前9時35分現在は前日比80ドル34セント高の3万4178ドル44セントで推移している。ディフェンシブ株を中心に買いが先行した。もっとも、午後に11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えて様子見ムードが強く、積極的な売買は控えられている。
米連邦準備理事会(FRB)は11月のFOMCで4会合連続で0.75%の利上げを決めた。市場の関心は12月会合で利上げ幅縮小と政策金利が最終的にどこまで引き上げられるかに向いている。議事要旨を見て、金融政策の先行きを巡る議論の内容を確認したい投資家が多い。
様子見姿勢が強い中、業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株が買われ、ダウ平均を押し上げている。医療保険のユナイテッドヘルス・グループやバイオ製薬のアムジェンが高い。一方、米原油先物相場の下落で石油のシェブロンが安い。前日に買われたハイテク株は高安まちまちとなっている。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小動きで始まった。
からの記事と詳細 ( 米国株、ダウ続伸で始まる FOMC議事要旨の公表控え様子見 - 日本経済新聞 )
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