盛岡市の中心部に4日開業した新たなバスセンターで、5日朝からバスの本格的な運行が始まりました。
盛岡市中心部の中ノ橋通に4日開業した新しい盛岡バスセンターでは、5日から本格的なバスの運行が始まり、5日朝6時半ごろ、始発となる仙台行きのバスが到着しました。
始発バスの運転を担当した岩手県北バスの三浦英敏さん(61)は、出発前に座席にものがないかや窓が閉まっているかなどを確認し、仙台に向けて出発していきました。
三浦さんは「運行開始初日の始発のバスの運転士は一度しかなく光栄です。以前より開放感があり、広くなったバスセンターで気持ちも新たに運転したいです」と話していました。
新たなバスターミナルには5つの乗り場が整備され、電光掲示板で出発時刻などを確認できるほか、乗り場全体が屋根で覆われ、雨や雪に濡れずにバスの乗り降りができることなどが特徴です。
また隣接する複合施設には飲食店やホテル、それに盛岡市の子育て支援施設なども入っています。
5日は通勤や通学のためさっそくバスセンターを利用する人の姿が見られ、滝沢市の高校に通う高校1年生は「屋根ができて雨に濡れることなくバスに乗れてありがたいです。バスセンターにあるパン屋や和菓子屋も気になるので待ち時間に行ってみたい」と話していました。
また盛岡市内からバスセンターに到着した20代の人は「以前のバスターミナルよりスムーズに乗り降りできて便利になったと感じます。バスの待ち時間も飲食店に立ち寄って快適に過ごせそうです」と話していました。
新たなバスセンターでは路線バスや県内各地や宮城や秋田なども結ぶ高速バスが平日はあわせて275本、土日や祝日は206本運行される予定で、交通の拠点にとどまらず盛岡市の新たなにぎわいの拠点になることも期待されています。
からの記事と詳細 ( 盛岡市の新バスセンター バスの本格的な運行始まる|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/IAPM98N
No comments:
Post a Comment