大津市の比叡山延暦寺で、「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」と呼ばれる荒行を乗り越えた僧りょによる特別祈とうが2日から始まりました。
比叡山延暦寺に伝わる「千日回峰行」は、7年間にわたってあわせておよそ4万キロの山道を歩くなどする荒行で、これを乗り越えた僧りょは大阿闍梨(だいあじゃり)と呼ばれます。
大阿闍梨による特別祈とうは毎年9月上旬に行われていて、ことしは2日から始まりました。
横川中堂に新型コロナ対策のために事前申し込みを済ませたおよそ100人の参拝者が集まり、藤波源信・大阿闍梨が護摩行などの祈とうを行いました。
大阿闍梨は、護摩木を1時間にわたって次々と火の中にくべ、参拝者の家内安全や無病息災などを祈りました。
京都から訪れた大学院生の女性は「延暦寺は何度も訪れていましたが、こういった場は初めてだったので、地元の文化などをもっと知りたいと改めて感じました」と話していました。
大阿闍梨による特別祈とうは3日と4日も行われますが、事前の予約が必要で、受け付けは終わっているということです。
からの記事と詳細 ( 比叡山延暦寺で“大阿闍梨”による特別祈とう始まる|NHK 滋賀県のニュース - nhk.or.jp )
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