ヴィプロス Cleanse（クレンズ）安全に関する保安部品のブレーキ。リムブレーキであろうと、ディスクブレーキであろうとも制動を司るブレーキトラックとパッド（シュー）に油分や汚れを残すことについては多くのサイクリストが細心の注意を払ってきたはずだ。
特にディスクブレーキの金属製ローターとレジンもしくは金属のパッドでは、油分が付着してしまうと制動力が著しく低下し、危険を招いてしまうこともある。加えて、路面から巻き上げた砂などが付着した状態ではローターとパッドの消耗が激しくなると同時に、異音の発生にも繋がってしまう。
油脂や界面活性剤など残留する可能性のあるものは配合されていない 
細かい特徴などはボトルに記載されているため、ショップでチェックしてみても良いだろう
こまめにディスクブレーキの清掃を行うことは、安全かつ快適に、機材に優しくサイクルスポーツを楽しむ事に繋がると言っても過言ではないだろう。そんなディスクブレーキのメンテナンスで活躍する専用クリーナー"Cleanse（クレンズ）"をヴィプロスが発表した。
先述したようにブレーキトラックとパッドはクリーンな状態、脱脂された状態が好ましいため、ヴィプロスはクレンズにブレーキ面に残存する可能性のある界面活性剤や油脂類を一切配合せず、油分を溶かす性質を持つ3種類のアルコール系洗浄剤のみを採用した。
エアゾールではなくハンドポンプ式が採用されている
配合されるエタノールなどは、日常生活の清掃や消毒
でも活躍してくれるため馴染み深い存在だろう。クレンズは無水エタノールのようにあっという間に蒸発せず、比較的余裕を持って油分を拭きとれることが特徴だ。もちろん最終的にクレンズは蒸発してしまうため、ブレーキ面にケミカルが残る心配もない。
ブレーキローターの場合はクレンズに塗布後、汚れを拭き取り、さらにクレンズで拭き上げて仕上げると良いという。ブレーキパッドの場合も基本は同じだが、汚れが頑固な場合は金属トレーなどでつけ置きすると汚れを落とすことができるとのこと。
洗浄前のディスクブレーキローターは水垢のような汚れなどが付着している ※クリックすると大きな画像が表示されます
一度拭き取るだけで、汚れはある程度落とせている
綺麗なウエスで拭き上げることで、清掃作業を仕上げる
クレンズはハンドポンプのスプレー式としていることも特徴。ケミカルがブレーキローターやパッド以外にも付着する可能性を考慮し、あえてハンドポンプ式を採用している。この方式によって、ホイールにブレーキローターを装着した状態でも作業が行いやすいはずだ。路面から巻き上げられる砂等が付着しやすいブレーキローター部分でも、優れた作業性によって、メンテナンスが億劫にならず、こまめに作業できるだろう。容量は300mlで、価格は1,650円（税込）。
左のパッドは清掃前、右のパッドは清掃後とひと目でわかる
ヴィプロス Cleanse
成分：エタノール、イソプロピルアルコール、NPA
容量：300ml
価格：1,650円（税込）
からの記事と詳細 ( ヴィプロス Cleanse アルコール系洗浄剤のみ配合のディスクブレーキ専用クリーナー - 新製品情報2022 - cyclowired（シクロワイアード） )
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