今月２９日に投票が行われる新潟県知事選挙をめぐり、当日、仕事や旅行などで都合がつかない有権者のための期日前投票が、一部を除いて１３日から県内各地で始まりました。
期日前投票は投票当日、仕事や旅行、冠婚葬祭などの事情で投票所に行けない場合、事前に投票できる制度です。
今回の県知事選挙では、各市町村の庁舎や商業施設など合わせて１５２か所に期日前投票の投票所が設けられ、一部を除いて１３日から投票が始まりました。
新潟市の中央区役所では午前８時半から受け付けが始まり、最初に訪れた有権者が選挙管理委員会の立ち会いのもと、投票箱に何も入っていないことを確かめました。
そして、鉛筆を貸し出す方式にするなど新型コロナウイルス対策が講じられる中、有権者が１票を投じていました。
投票に訪れた男性は「日曜日は仕事なので早めに投票に来ました。ほかの県に住む人たちが『訪れたい』と思うような新潟県になってほしい」と話していました。
新潟市中央区選挙管理委員会の青田豊さんは「密集を防ぐためにも期日前投票を活用していただきたい」と話していました。
期日前投票は多くの投票所で今月２８日まで、午前８時半から午後８時まで行われます。
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