伊沢健司
電子部品大手のTDKは1日、昨年に続いて入社式をせず、新入社員約140人のリモート研修をスタートさせた。入社式を取りやめたのはコロナ禍がきっかけではあるものの、感染防止とは別の理由があるからだ。
新型コロナの感染が広がり始めた一昨年は感染防止のため、入社式をリモートに切り替えた。同時に4月下旬の新入社員研修で、社員がグループに分かれて議論し、経営幹部への提言を発表する場を設けたところ、これが新入社員と経営陣の双方で好評だった。
そこで、昨年は入社式をやめて対話形式の研修のみを実施してみた。「これまでの入社式のような訓話を聞く一方的なものではなく、双方向のコミュニケーションがより重要だ」(広報)と判断したといい、今年も続けることにしたという。(伊沢健司)
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