三田(さんだ)市は令和4年4月、持続可能なまち「ふるさと三田」のシンボルとして、さくらを守り・楽しみ・育み、未来の子どもたちにつないでいくプロジェクト「三田さくら物語」を開始しました。
計画期間を令和4年度~令和8年度とし、「守る・楽しむ・育む・つなぐ」の4つの方針の下、「ふるさと三田」の今ある風景を守ると共に、新しい価値・魅力を創り、つなげていきます。
市民や事業者、研究機関と共創で取り組むプロジェクトの最初の事業として、今年の花が咲き終わった後の6月頃、市民と一緒に三田に自生するヤマザクラの種を採取し、その種から苗を育てる活動を始めます。
三田を代表する景観、武庫川沿いに連なる約4千本25㌔の「武庫川桜づつみ回廊」は、平成3年の植樹から30年を経て、人々から愛され賑わいをみせる、かけがえのない風景となりました。しかし並木のソメイヨシノは「健康寿命」約60年。このままではやがてこの風景は失われます。また、里山に自生するヤマザクラも、人々の生活が変わり、里山の手入れや管理が難しくなるにつれ、少しずつその本数を減らしています。
世界中でよりよい地球を将来に遺すため、持続可能な開発目標SDGsの取り組みが進む今、三田市もこのかけがえのないふるさとの風景を守り、未来の人々に伝えることを、SDGsにつながる地域課題と位置付けました。今あるさくらの名所を守り、三田に自生する地域資源であるヤマザクラを育てることで新たな名所を創り、人の心に伝わるふるさとの風景を、守りながら、楽しみながら、育みながら、次世代の子どもたちへとつないでいきます。
(2022/04/07 16:52:50)からの記事と詳細 ( さくらさくさんだ「三田さくら物語」が始まりました!=兵庫県三田市:時事ドットコム - 時事通信ニュース )
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