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Tuesday, April 5, 2022

東海3県のみに自生「シデコブシ」かれんに咲く 準絶滅危惧種、岐阜・多治見市 - 岐阜新聞

回廊を背にして咲くシデコブシ=多治見市東町、セラミックパークMINO

 岐阜県多治見市東町のセラミックパークMINO敷地内に自生する日本の固有種シデコブシの花が、見頃を迎えている。白や淡いピンク色のかれんな花を、回廊から眺めることができる。

 シデコブシは東濃地域など東海3県のみに自生し、環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。敷地内には約400本、うち駐車場と施設の間にある沢沿いには高さ約10メートルの約250本があり、同施設では回廊を橋状にするなどして、自生地の保護に努めている。

 花は1週間ほど前から咲き始め、10日ごろまでが見頃という。辺りはコバノミツバツツジの赤紫色の花も開き、春らんまんの雰囲気。

 担当者は「日当たりを保つための間伐など手入れもしている。沢に沿って自生し、花を咲かせる様子を楽しんでほしい」と話している。

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