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Wednesday, January 5, 2022

阪神・百北幸司新球団社長、目指すは〝イチ〟のみ!! 「一丸になり、一番待ち望んでいる、リーグ一、日本一を」 - サンケイスポーツ

【プロ野球阪神年賀式】社員を前に挨拶をする百北幸司球団社長=甲子園球場室内(撮影・宮沢宗士郎)

阪神は5日、仕事始めを迎え、甲子園球場の室内練習場で年賀式を行った。1月1日付で就任した百北(ももきた)幸司球団社長(61)が「今年こそチームスローガン『イチにカケル!』のもと、一丸になって、一番待ち望んでいるリーグ一、日本一を勝ち取ってまいりましょう」とあいさつ。目指すのは〝イチ〟だけ-。決意みなぎる第一声から、一歩目を踏み出す。

スローガン「イチにカケル!」のもと 一直線に貫かれた願いは、第一声にも存分に込められた。「1・1」に就任した百北新社長は、球団首脳や職員、そしてチームの面々に呼びかけるように「一」を連呼した。寅年が始まる。一番だけを強く意識し、全員で虎の年にしてみせる。

「2022年は寅年でございます。今年こそチームスローガン『イチにカケル!』のもと、矢野監督のもとに一丸になりまして、一番待ち望んでおります、リーグ一、日本一を勝ち取ってまいりましょう。よろしくお願いします」

イチ丸、そしてイチ番待ち望んでいるリーグイチに日本イチ-。阪神電鉄本社の常務取締役として、阪急阪神ホールディングスの株主総会では株主からのタイガース関連の質問を受けてきた新社長だ。短いセンテンスに見事に願いを詰め込み、職員らに投げかけてみせた。藤原オーナーから1月1日付で球団社長を引き継ぎ、これが就任後のひと言目だったが、どれほど一番を欲しているかを、新年一発目に強烈に示した。

自主トレから高い意識を持って!! イチへの願いは、異例ともいえる形で選手らにも向けられた。1月の過ごし方から高い意識を求めた。「今、自主トレが始まっていると思うんですけども。自主トレ、そして春のキャンプ、シーズンを通して、チームのみなさん、他の球団または競争相手に負けない努力も積み重ねていただきたいと思います」。常に相手を意識し、今このときの一歩目から強い覚悟で踏み出すよう、社長自らアツく説いた。

「そうすることで、個人、チーム全員が成長を目指して、それがひいてはチーム力の向上につながってまいります」

一人一人が変わり、チーム、球団が変わる。坂井信也前オーナー、藤原オーナーの秘書部長を務め、甲子園球場の演出などを担当する阪神コンテンツリンクの代表取締役社長を歴任し、広い視野で組織を見つめてきた百北新社長だからこそ、呼びかけられることだった。

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