テレビユー福島
来年春の避難指示解除を目指す福島県大熊町の復興拠点で、3日から準備宿泊が始まりました。 準備宿泊を始めた住民からは、「復興の始まり」という声もきかれました。 午前8時半、福島県大熊町役場で準備宿泊の受付が始まると早速手続きを行う住民の姿も。 町は、来年春にJR大野駅周辺を含む復興再生拠点の避難指示解除を目指していて、12月3日から解除に先駆けた拠点内での準備宿泊を、はじめました。 町によりますと、2日までに、15世帯31人が準備宿泊の申し込みを済ませているということです。 (準備宿泊の手続き行った町民)「片づけとか、どういう人がいききするんだとか、そういうのを見ながらちょっと生活して、今後そこでずっと生活していけるのかそういう判断もしたいなと」 (池田牧場代表 池田光秀さん)「本当に復興の始まりだなって感じですね」震災・原発事故後、町内に残された牛の世話をするため、福島県広野町から通い続けている池田牧場代表の池田光秀さん。 (池田牧場代表 池田光秀さん)「天候不順で、極端な話、大雨大風ふいたりとか、そういったときに事前にわかれば前もって泊まっとくこともできるし、そんなことで、泊まれるようになったことはよかったかなと、本当に最初の第一歩って感じしますね」 一方で、準備宿泊の申し込みを3日は見送った人も。伏見さん夫妻の自宅は、11月30日に立ち入り規制が緩和されたJR大野駅周辺のエリアにあります。 11月30日、10年ぶりに電気が復旧した伏見さんの自宅。 しかし、3日に自宅の中をみせてもらうと (伏見さん)「水道も来ていないんで、これが来ない限りは掃除もできないし」 ライフラインの復旧が間に合わず、掃除など、宿泊をするための準備が間に合っていないといいます。 一方で、伏見さんは、水道が復旧し、準備ができ次第、準備宿泊を始めたいと意気込みます。 (伏見さん)「福島県大熊町のために何かできるかっていうと、そんなにはできない。足も悪いし。ただ住み続けることが福島県大熊町のためになると思うので」
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