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Tuesday, July 27, 2021

米国株、ダウ反落で始まる 短期の利益確定売り先行 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=古江敦子】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落して始まり、午前9時35分現在は前日比178ドル59セント安の3万4965ドル72セントで推移している。主要3株価指数が前日に過去最高値を更新した後とあって目先の利益を確定する売りが先行した。取引終了後に主力ハイテク企業が発表する2021年4~6月期決算を見極めたいとのムードも強い。

中国政府による規制強化への懸念から、香港株と上海株が連日で大幅安になったのも投資家心理の重荷になっている。

前日夕に発表した成長戦略がやや期待外れと受け止められた半導体のインテルが売られ、建機のキャタピラーやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど足元で上昇してきた景気敏感株が安い。朝方に市場予想を上回る好決算を発表した工業製品・事務用品のスリーエムも、材料出尽くしとみた売りに押されている。

取引終了後に決算発表を控えるスマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトはほぼ横ばい。ダウ平均の構成銘柄以外では、26日夕に発表した決算で過去最高益を更新した電気自動車のテスラが下落。27日夕に決算を発表するグーグルの親会社アルファベットも小幅に下げている。

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