北海道に初夏の訪れを告げるホッカイシマエビ漁が24日、 別海(べつかい) 町の 野付(のつけ) 湾で始まり、三角形の帆を広げた「 打瀬(うたせ) 舟」が出漁した。
エビが生息する浅瀬の海草をスクリューで傷めないよう、帆で風を受けて網を引く明治時代からの伝統漁法。この日は午前4時半過ぎに 尾岱沼(おだいとう) 漁港から24隻が出漁した。沖合の漁場に着くと、スクリューを止めて次々と帆を広げ漁にいそしんだ。
漁師の男性(64)は「形は例年よりもいい」と話した。漁期は7月23日まで。21・6トンの水揚げを予定している。
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