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【NQNニューヨーク=松本清一郎】25日の米ダウ工業株30種平均は続伸して始まり、午前9時50分時点では前日比165ドル83セント高の3万4362ドル65セントで推移している。前日夕に好決算を発表したスポーツ用品のナイキが急伸し、ダウ平均を押し上げている。前日にバイデン米大統領と超党派の上院議員らが1兆ドル規模のインフラ投資で合意したのを好感した買いも続いた。
ナイキは2021年3~5月期の売上高が市場予想を大幅に上回り、買いが集まった。株価は一時15%上昇し、1銘柄でダウ平均を100ドル以上押し上げている。インフラ投資法案の恩恵を受けやすい建機のキャタピラーが続伸。機械のハネウェル・インターナショナルなど他の資本財株にも買いが波及している。
朝方発表の5月のコア個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比3.4%上昇と市場予想と一致した。インフレ加速の懸念を招かなかったことも株買いを後押ししている。発表後の米長期金利は前日比横ばいの1.49%前後で落ち着いている。
機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数とハイテク株が多いナスダック総合株価指数はともに前日に付けた過去最高値を上回っている。
からの記事と詳細 ( 米国株、ダウ続伸で始まる 好決算のナイキが急伸 - 日本経済新聞 )
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