京都の夏の風物詩、鴨川の「納涼床」が1日から始まり、飲食店は、京都府からの要請を受けて酒類の提供を取りやめ、ノンアルコールの飲料やソフトドリンクの種類を増やすなどして営業しています。
京都市中心部を流れる鴨川沿いでは1日から、料亭やレストランなどが屋外に組み立てた床で食事を提供する「納涼床」が、始まります。
83の飲食店のうち、下京区のフランス料理のレストランでは、午前中からテーブルを配置したり食器を並べたりして準備を行い、入店時の客の体温測定や席の間隔を空けるなどの対策を取ったうえで営業を始めました。
緊急事態宣言に伴い、京都府は酒類を提供する飲食店に対して休業要請を行うとともに、提供しない場合でも営業時間を午後8時までに短縮するよう要請しています。
このレストランでは、ビールやワインといった酒類の提供を取りやめ、代わりに、ノンアルコールの飲料や全国のご当地サイダーなどソフトドリンクの種類を増やしたということです。
レストランの伏見泰樹マネージャーは「宣言が出てから、すでに予約があったお客様に電話でお酒が提供できないことを説明するなど、対応に当たってきました。感染対策に注意を払って営業していきます」と話していました。
からの記事と詳細 ( 京都 鴨川「納涼床」始まる ノンアルコールなど提供で83店営業 - NHK NEWS WEB )
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