国際マッチデー“以外”。Jリーグ原博実副理事長が説明。
Jリーグの臨時実行委員会が4月27日に行われ、その後のオンラインによる記者会見で、インターナショナルマッチデー(IMD)にはあたらない5月28日に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選の日本代表対ミャンマー代表戦でのJリーグからの選手派遣について質問が出た。現時点ではその試合に臨む日本代表について、「国内組」の派遣についての協議はなく、基本的には欧州組のみで構成される予定ということだ。
この試合のあたりでは、5月22日・23日・26日・27日・29日・30日とJ1リーグの試合が組まれている。果たして、国内組の選手が招集されることはあるのか。その試合のための日本サッカー協会(JFA)とJリーグの調整、あるいは選手派遣についての協議(例えば1チーム1名まで招集可能)が行われているのか質問があった。
それについて村井満チェアマンは基本的にはIMD以外の日程であり、予定通りJリーグの試合を開催すると説明。それを受けて、選手招集について原博実副理事長は次のように捕捉した。
「IMD以外となれば、当然(JFAに選手招集の)拘束力はありません。普通に考えると海外組の選手はその時期はオフになっていて、6月のIMDであれば、早く帰ってきて少し休んだあと、トレーニングを行ってきています。そのように考えると、そういうメンバーで組むのではないかと思います。このタイトなリーグ戦のなかで入ってきているので、普通に考えれば、海外組中心になるのではないかと思います」
現時点では、選手招集のJリーグからの『例外』について、話し合われてはいないということだ。
JFAは3月、各省庁と協議したうえで様々な条件をクリアし、日本対韓国代表の親善試合、そしてモンゴル代表とのW杯2次予選のゲームを実現させた。今回の国際試合も果たして実現できるのか。感染状況によっては、また先行きが見えなくなりそうな状況だが、アスリートの迎え入れと管理は本番が近づく東京オリンピック開催にも大きくかかわってくるだけに推移を見守っていきたい。
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[文:サカノワ編集グループ]
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