デスクトップは置きたくないけど大画面で作業したい人にはとくにオススメ!
2021年02月14日 16時00分更新
富士通クライアントコンピューティングの「ESPRIMO FH-G/E3」は、薄型テレビのような洗練されたデザインと、使い勝手に優れた機能が魅力的なディスプレー一体型パソコンだ。AMDの第3世代Ryzenプロセッサーと、ディスクリートGPUのRadeon RX 5300Mを搭載し、基本性能も充実している。今回は各種ベンチマークテストを実施して、そのパフォーマンスをチェックしてみた。
Ryzen 7 4700UとRadeon RX 5300Mで高パフォーマンスを実現
ESPRIMO FH-G/E3は、CPUにRyzen 4000 Uシリーズを採用している。また、ディスクリートGPUのRadeon RX 5300Mを搭載して処理性能を高めているのが特徴だ。試用機の主なスペックは次の表の通り。
CPU | Ryzen7 4700U(2.0~4.1Ghz)、8コア/8スレッド |
---|---|
グラフィックス | Radeon RX 5300M |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 約1TB SSD |
ディスプレー | 23.8型(3840×2160ドット)、ノングレア |
第3世代Ryzen 4000 Uシリーズの最上位モデルにあたる8コア/8スレッドのRyzen7 4700Uが搭載されているが、パフォーマンスはどれくらいあるのだろうか? そこで、ベンチマークソフトで性能をチェックしてみることにした。
まず、CPUの性能を見るため「CINEBENCH R20」を実行してみたところ、シングルコアが478pts、マルチコアが3324ptsとなった。また、「CINEBENCH R23」も実行してみたところ、シングルコアが1227pts、マルチコアが8498ptsとなった。Ryzen 4000 Uシリーズの中でもワンクラス下のRyzen 5 4500Uや、第10世代Core i7-10710Uあたりと比べると約50%ほど高いパフォーマンスを発揮し、非常に高性能であることがわかる。
続いてパソコンの総合的なパフォーマンスを見る「PCMark 10」を試してみたところ、総合スコアが「5545」という結果になった。詳細を見ると、パソコンの基本性能を示す「Essentials」が9176、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」が7472、クリエイティブ系アプリの性能を示す「Digital Content Creation」が6751と、いずれも快適さの目安となる3000を大きく超える数値になっている。さらに細かく見ると、「Photo Editing」のスコアが11531、「Video Editing」のスコアが3847となっており、写真編集はもちろん動画の編集なども快適に扱えそうだ。
ストレージは、PCIe 3.0×4レーンのM.2 NVMe SSDが搭載されていた。「CrystalDiskMark」を実行してみたところ、シーケンシャルリードが2388.95MB/秒とかなり高速だった。
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