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Sunday, February 14, 2021

KM東京、全日本優勝者のみの豪華布陣 2018年Vの水谷/大島に指揮官「全体的には良かった」 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ) - 株式会社ピンポン

<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 2月14日(日)岡山武道館>

卓球Tリーグ男子は14日、2位の木下マイスター東京(以下、KM東京)が3位の岡山リベッツ(以下、岡山)をマッチカウント3-2で下し、プレーオフファイナル進出へ大きな1勝を掴み取った。

2018年全日本優勝ダブルスが勝利


写真:2018年全日本選手権で優勝した大島祐哉・水谷隼ペア/提供:アフロスポーツ

白熱する2位争いの中、KM東京の邱建新監督は、今回ダブルスのオーダーを変更した。これまで水谷隼/田添健汰や及川瑞基/田添健汰、さらに最近では松島輝空をダブルス起用していたが、今回オーダーされたのは、2018年全日本ダブルス優勝の水谷隼/大島祐哉ペアだった。

邱監督は「プレーオフのためにベストなダブルスを作りたいと思って変えた」とその意図を明かした。

起用に応えるように序盤から水谷、大島がともにYGサービスやチキータを繰り出し、積極的な攻めの展開で1ゲーム目を奪取する。


写真:丹羽孝希上田仁(岡山リベッツ)/提供:©T.LEAGUE

2ゲーム目は上田仁/丹羽孝希ペア(岡山リベッツ)の速攻が火を吹き、落としてしまうが、迎えた最終ゲーム。7-10とマッチポイントを握られた場面から、大島の強烈なフォアハンドや水谷の安定したプレーで見事15-13と逆転勝利を収めた。

邱監督は「全員試してやってみて、プレーオフでは一番良いダブルスを出したいので、今日大島を使った。逆転勝ちしたので、全体的には良かった」と水谷/大島ペアの出来に目を細めた。

水谷が不調も勝ち切れる層の厚さ

また、指揮官は「今日ダブルス勝った時点で、簡単に勝てるかなと思ったが最後のビクトリーマッチまで持ち込まれた。結果的には勝ったので良かったが…」と反省点も述べた。第2マッチでは及川瑞基が敗れ、第4マッチでは水谷が苦杯を喫した。


写真:水谷隼(木下マイスター東京)/提供:©T.LEAGUE

特に水谷は、本来のプレーが見られず、森薗政崇(岡山リベッツ)を相手に0-3のストレート負け。邱監督は水谷に関して「今日はあんまり調子が良くなかった。何があったのかはあんまりわからなかった。攻めて点数が取れなかったのもあって、自信がなくなったのだと思う」とコメントを残した。

今回のKM東京のオーダーは、1番が2018年全日本ダブルス優勝の水谷/大島ペア、2番が2021年全日本シングルス優勝の及川、3番が2018年全日本シングルス優勝の張本智和、4番が全日本シングルスV10の水谷、そしてビクトリーマッチで再び張本という豪華布陣。

及川、水谷の全日本優勝経験者が敗れても、水谷/大島ペア、張本のこれまた全日本優勝経験者が出てきて勝利するというKM東京の層の厚さが際立つ結果となった。

岡山リベッツ 2-3 木下マイスター東京

上田仁/丹羽孝希 1-2 〇水谷隼/大島祐哉
7-11/11-4/13-15

田添響 3-2 及川瑞基
6-11/7-11/11-10/11-10/11-9

丹羽孝希 1-3 〇張本智和
11-8/10-11/6-11/4-11

〇森薗政崇 3-0 水谷隼
11-5/11-4/11-7

森薗政崇 0-1 〇張本智和
5-11

大島祐哉インタビュー


写真:大島祐哉(木下グループ)/撮影:田口沙織

>第1話 「何かを捨てなきゃ無理」“努力の天才”大島祐哉、夢を夢で終わらせない目標達成の思考法

>>第2話 急成長の代償で五輪選考レース脱落 “抜け殻になった”大島祐哉が再び前を向いた理由

>>第3話 「僕にしかできない最高の形での恩返し」大島祐哉を掻き立てる“最後の目標”

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