北朝鮮で、5年前の2016年以来となる朝鮮労働党の党大会が始まりました。アメリカでバイデン次期政権が発足するのを前に、今後のアメリカとの関係や核・ミサイル開発をめぐってどのような方針を示すのかが焦点です。
6日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、党大会が5日に始まり、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が演説を行ったと伝えました。
党大会は、党の規約で最高指導機関と位置づけられていて、開催は2016年5月以来です。
演説でキム委員長は主に経済分野の政策に言及し、これまでのところ、対外関係についての具体的な発言は伝えられていません。
一方で、キム委員長は「祖国統一と対外関係を進展させて、党の事業を強化するための重要な問題が提起される」と述べていて、数日間開催される党大会の期間中、今後の対外関係について方針を示す可能性があります。
これまで北朝鮮は、今月20日に発足するアメリカのバイデン次期政権について公式の反応を示しておらず、韓国の情報機関は、バイデン次期政権の出方を見極めようとしているのではないかと分析しています。
このため、党大会で北朝鮮が、バイデン次期政権との関係や、核・ミサイル開発をめぐってどのような方針を示すのかが焦点となっています。
からの記事と詳細 ( 北朝鮮 5年ぶりの党大会始まる 対米関係やミサイル開発が焦点 - NHK NEWS WEB )
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