千葉県南房総市でダムの貯水率が低下し断水のおそれが出ている問題で、県内の自治体から派遣された給水車による給水活動が病院などで始まりました。
この問題を受けて、給水車10台が千葉県内の自治体から南房総市に派遣され、このうち市内にある中原病院では3台の給水車が給水活動に当たっています。
この病院では大量の水が必要な人工透析の治療を受けている患者が100人余りいることから17日一日でおよそ30トンの給水が行われるということです。
また、病院では入院患者の入浴回数を週1回に減らすなどして、節水に協力しているということです。
中原病院の座間弘枝理事は「人工透析の治療だけではなく、新型コロナ対策の手洗いにも影響が出るおそれがあるので、給水活動を続けてほしいです」と話しています。
南房総市は、水源となっている小向ダムの貯水率が20%を切った場合断水を始める方針ですが、市によりますと住民の節水への協力とほかの地域の水源からダムに車で水を運び込むなどしたことで、17日現在の貯水率はおよそ30%と低下に歯止めがかかってきているということです。
市は引き続き、節水への協力を呼びかけています。
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