新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、例年なら大みそかの夜から元日にかけて多くの参拝客が訪れる岐阜市寺町の古刹(こさつ)・瑞龍寺は、3密を回避するための対策に知恵を絞っている。一般参加を受け付けていた除夜の鐘突きを僧侶のみで行う代わりに、鐘楼周辺を竹灯籠でライトアップした映像をオンライン配信。「新しい生活様式」に対応した年越しを推奨している。
ライトアップは、同寺の塔頭(たっちゅう)6カ寺が協力し、寺町エリアの魅力や歴史を伝えようと活動する市民団体「てらまちガイド」が企画。クラウドファンディング(CF)を活用して必要な機材費や人件費を調達し、支援者にはリターン(お返し)として竹で作ったおちょこやヒノキのアロマオイルを用意した。
8日には、総門から鐘楼までの約110メートルの参道沿いに3千個の竹灯籠を並べ、中に発光ダイオード(LED)を設置して試験点灯を実施した。同団体の東海幸代表(29)は「鐘の音に反応する光が、波のように揺らめいて見える演出が見どころ」と話す。
ライトアップは31日午後6時以降を予定。除夜の鐘は1月1日午前0時から30分間突く。クラウドファンディングの受け付けは今月20日まで。問い合わせはライトアップに協賛する有限会社白鳳社寺、電話058(264)0068。
からの記事と詳細 ( 初詣の「密回避」どうする?除夜の鐘突きは僧侶のみ、映像配信 - 岐阜新聞 )
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