内閣府と財務省はこのほど、法人企業景気予測調査の2020年10~12月期分を公表した。同期の自社の景況判断BSIは、大企業が11.6と、前期(20年7~9月期、2.0)に続いて2期連続の上昇超となった。中堅企業は5.5と、前期の下降超(マイナス8.1)から上昇超に転じた。中小企業はマイナス15.5と、前期(マイナス25.8)に続き下降超となった。
BSIは、自社の景況が前期と比べて上昇と回答した企業割合から下降と回答した企業割合を引いた値。
大企業は、製造業(21.6)、非製造業(6.7)ともに上昇超となっている。
来期(21年1~3月)の見通しは、大企業が3.1と、上昇超で推移。中堅企業はマイナス4.2、中小企業はマイナス16.1と、下降超の見通し。大企業は製造業(5.1)、非製造業(2.1)とも上昇超を見込む。
21年4~6月期は、中小企業のみ下降超を見込む。
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