【ワシントン=船越翔】米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、新型コロナウイルスによる世界の死者数が28日(日本時間29日)、累計で100万人を突破した。6月末に50万人を超えてから3か月で倍増した。世界の累計感染者数は約3300万人に上る。
集計によると、世界の1日ごとの死者数は9月以降、5000人~6000人で推移している。国別の死者数は米国が最多の約20万5000人で、ブラジル約14万2000人、インド約9万6000人と続く。この3か国で世界の死者数の4割以上を占める。日本の死者数は1500人を超えた。
米国とブラジルは7月下旬から感染者の増加ペースが鈍化しているが、インドは9月以降も感染が広がっている。米ワシントン大の研究グループはこのままの状況が続けば、インドの死者数が今年末までに米国を上回り、約52万人になるとの試算を公表している。
各国でワクチン開発が進んでいるが、一般市民への普及には時間がかかるとみられている。世界保健機関(WHO)はワクチン完成までに「世界の死者数は200万人に達する可能性がある」とし、各国に対策の強化を求めている。
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