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Friday, August 14, 2020

イチゴの茎で棒茶 茶のみ仲間、県立大共同研究(北國新聞社) - Yahoo!ニュース

 日本茶の製造販売を手掛ける「茶のみ仲間」(金沢市古府2丁目)と県立大は13日までに、イチゴの茎を使った棒茶の商品化に乗りだした。農作物の栽培過程で捨てられる部位を有効活用する取り組みで、市の補助金を活用して共同研究を進める。イチゴ特有の甘酸っぱい香りを生かしながら、普段使いできる優しい風味の棒茶に仕上げ、2022年秋ごろの発売を目指す。

 イチゴの栽培は通常、親株から子株を増やす方法が用いられる。親株と子株の間は茎状の器官「ランナー」でつながっており、株分け後は廃棄されている。

 天然資源の有効活用を研究テーマとする、県立大生物資源環境学部の関口光広講師が焙煎(ばいせん)することで香りが良くなるランナーに着目。農業廃棄物の減少と農家収入の向上に役立てようと、独創的な商品開発に定評のある「茶のみ仲間」の西上寛社長に共同研究を提案した。

 棒茶はランナーを乾燥、焙煎した「茶葉」から抽出する。共同研究では、乾燥、焙煎、袋詰めなどの工程を経てもイチゴの風味が残るよう、最適な乾燥時間や焙煎温度、棒茶に適した品種などを検証する。ランナーを安定的に確保するため、事業に協力する生産者の確保も進める。

 焙煎した茶葉を粉末化し、加工用に用いることも検討している。商品の付加価値を高めるため、含有成分の分析や機能性評価も行う。共同研究費の一部には市の「新製品開発・改良促進事業」補助金を充てる。

 西上社長は「香料を使っていないので、イチゴ本来の優しい香りを堪能できる。試作を重ね、さまざまな場面で楽しめる商品を完成させたい」と話した。

北國新聞社

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August 13, 2020 at 08:56AM
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